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Q：マンション購入のコツを教えて

マンションの購入には新築の場合と中古の場合とがありますが、ここでは中古マンションの場合について考えて見ましょう。

中古マンションの場合、新築と違って利点となることは、その建物の造りがしっかりしているか否かを見分けやすいことです。

建物というものは、建ってから三年、五年と経過してくると、例えば基礎工事がしっかりしていないような場合には、その歪みが壁面などのひび割れとして出てくるなど、建物の表面にもその実態が現れてくるのです。

ところが、新築の場合には、もし建物の基礎工事に欠陥があるとしても、それがすぐには目に見えるものとして表れてはこないのです。精密な測定器を使って建物の基礎構造を測定すればわかるかもしれませんが、専門家でない一般の人にはそんなことはできません。

この点で、中古の場合には新築と違ってそのマンションの造りの実態を、一般の人でも目で見て確かめやすくなっているのです。

従って、中古マンションを購入しようという場合には、まずは建物の壁面などにひび割れなどがないかなどを確かめてみることで、その建物の造りがしっかりしているかどうかを確認してみることなのです。

もしも、そうしてチェックしてみて大丈夫であれば、少なくとも欠陥建築である物件を購入してしまうような失敗はしないで済むわけです。